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「真央とは友達でない・真央がこけたらほっとする」 ⇒ ウソ




 結論から言えば、ウソである。
 本当は「相手が転倒して安心する自分がいたとしたら、それは油断している証拠」と言った。つまり「相手が転倒してほっとしているようじゃダメ」という意味で言った。

 元の動画を手に入れたので、辞書と翻訳機を使い訳してみた。

 これは2009/04/25に韓国で放送された「無限挑戦」というバラエティ番組でのインタビューである。
 「ヨナにいろいろ聞いてみよう」のコーナーである。

 その質問と答えは以下である。


質問「キム・ヨナ選手の宝物第一号は?」
ヨナ「携帯ですね。MP3とかそういうの・・。MP3とかが無いと不安で。」

質問「平凡な大学生として生きたいと思ったことはありませんでしたか?」
ヨナ「外に出たら、(私を)知っている人がいるから、行動ひとつひとつに気をつけてます。他の人が何を思っているかとか。
 普通は他の人を全く気にしないじゃないですか。でも誰かがしきりに私を眺めてるようで・・。」

質問「韓国だけでなくて、海外でもそうですか?」
ヨナ「いや、まだ海外では。まあ日本では。浅田真央選手を知っている人はみんな分かると思います。」


質問 「浅田真央選手とは親しいの?」
ヨナ 「試合に行けば・・・試合が終わる前までは、『おはよー』って挨拶するくらい。終わると少し会話します。」

質問 「浅田真央選手との試合の時、浅田選手の前に演技をするほうが良いですか? それとも後にする方が良いですか?」
ヨナ 「・・・一番気になるのがそれですね。私が前にするのが少し気が楽です。
   なぜなら私が外で待機する時も、いくらテレビを見なくても、その選手がどうだったかは、拍手の音がして、分かってしまいます。
   相手の結果が分かれば、より負担になります。」

質問 「それで浅田真央選手が失敗をして、転倒をしてしまったら、気分が良くなって、もっと上手にできるようになったりしますか?」
ヨナ 「率直に、相手選手が転倒して、もし気分が良ければ、それは私の演技に影響があるから・・。むしろ油断することになってしまいます。」



 これが真実である。
 まずこの番組では、試合の時は、おそらく緊張などがあるため、試合が終わるまでは、挨拶くらいしかしないと言っている。でも試合が終われば少し会話するくらいだと言っている。これをムリヤリ解釈して、「友達ではない」と変換している人がいるようである。
 しかし、実際は、そんなことは言っていない。

 また意地悪な質問、「浅田選手が失敗したら気分がよくなったりするか?」という質問には、巧みに答えている。
 ヨナは「率直に、相手選手が転倒して、もし気分が良ければ、それは私の演技に影響があるから・・。むしろ油断することになってしまいます。」と言った。
 つまり相手が転倒して、安心しているようでは、ダメだと言っているのである。



 さて、真実はこのようであるが、ウソを広めているのは一体なんなのだろうか。
 パターンでまとめてみると、このようになる。
 
 1)ヨナが何か発言をする
 2)悪意をもってそれを捻じ曲げて、変な発言をした事にする
 3)そのコピペを作る
 4)沢山の掲示板・ブログにそれをコピペしてウソを広める
 5)それを読んだ人がさらにウソを広める

 この過程において、驚くのは、あまりにも多くの人は、ソースを調べる事無く、ウソを信じてしまうということである。ソースが日本語であれば、検証も比較的容易であるが、外国語というのはソースを追跡することが難しい。よってウソがウソのまま広がっていく傾向が強い。

 メディア・リテラシーは大事である。






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